被疑者と示談したいのですが、どうすれば良いですか?


示談するには、まず相手の連絡先を知る必要があります。
加害者が直接検察官に連絡先を聞いても、加害者側が被害者側を脅したりする可能性があるため教えてくれません。
ですから、示談する為には弁護士に頼み被害者の連絡先を教えてもらう必要があります。

連絡先を教えてもらうには、やはり弁護士に依頼した方が良いのですね。
もし示談が成立した場合には、起訴されないのでしょうか?

示談が成立すれば、起訴されない場合もありますが、事件の重さや、加害者の前科によって変わってきます。
ですが、示談が成立したことによって、裁判での結果刑が軽くなる可能性があります。
なので、不起訴になりたい場合は早めに示談を成立させることが重要になります。

またすでに起訴されてしまっている場合には、示談が成立したとしても起訴を取り消す事はできません。
ですが、起訴されていても実刑判決を回避できる可能性、または刑が軽くなる可能性も高まります。

わかりました。
示談金はだいたいどれくらいなのでしょうか?

示談金は当事者同士の話し合いで決めることが大半なので、はっきりとした金額が決まっているわけではありません。
ですが、その犯罪の内容や被害の程度、また被害者の気持ちや加害者の経済力によっても変わってきます。

被害の程度、事件の内容により変わってきますが、
・痴漢は10万~数十万程度
・強制わいせつは10万以上~数百万程度
・強姦は100万~200万程度ですが、場合によっては500万以上の場合もある
怪我の程度により異なりますが、
・暴行罪は10万~30万程度
・傷害罪は10万~100万程度
被害総額が少額の場合
・詐欺・横領罪は被害額+20~30万程度
自動車による死亡事故など重大な事件に関しては、被害総額が高額になるため示談金の相場は算出できません。

わかりました。参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

 
Top